ご祝儀ってなぁに?

夏の暑い日や冬の凍える日などに作業をしているとお客様に飲み物などをいただくこともあります。

すごく助かることや、少し遠慮させていただきたいことなど、またそれにまつわる裏話などもあるのでそのお話をしたいと思います。

もくじ

・作業員に何かを用意する必要は?

・飲み物を用意するなら何がいいの?

・飲み物以外には何がいいの?

・これはちょっとありがたいけど迷惑かも

・ご祝儀とは、その渡し方は?

作業員に何かを用意する必要は?

一生懸命作業をして汗を流している作業員を見ていると飲み物やお菓子などなにかを用意してあげたくなるような心優しい方も多いのではないでしょうか??

私も作業員時代はお客様からのいただきものは嬉しかったです。

ですが、お客様として引越し代金を支払っており、その中に作業員に支払われる給料も含まれています。なので基本的に何も用意しなくても問題はありせんし、用意してないからとお客様を嫌な目でみるような作業員もいません。

なので、あなたがもし作業を見ていて

「一生懸命やってくれてるなぁ」

「作業っぷりに感動した」

などと思うことがあれば何かを渡して感謝の気持ちを伝えるのもいいことだと思います。

飲み物を用意するなら何がいいの?

飲み物といっても様々な種類の飲み物があって何を渡したら喜んでもらえるのか考えちゃいますよね。

作業員のためを思えばという視点ですが…

春・夏・秋・・・スポーツドリンク、麦茶

冬・・・暖かい飲み物(ほっとレモンなど)

が無難かと思います。

お茶やコーヒーは利尿作用があるので汗をたくさんかく作業員にとっては熱中症のきっかけになってしまう可能性もあるので特に夏は避けた方が良いです。

作業員に何がほしいか聞いて買ってきてあげるのもひとつですが、実際に聞かれても困ってしまう作業員が多かったり、お客様が立ち会いから離れてしまうと困ることがあったりと、あまりおすすめできません。

飲み物以外に何がいいの?

飲み物だけいただけたらそれでも充分うれしいですが、忙しい作業員にとっては持ち帰ってトラックを運転しながら食べられるものなどはありがたいですし、夏場は水分や塩分補給できるもの、あとはやっぱりなんと言ってもご祝儀がいちばん嬉しいかもしれません。

これはありがたいけどちょっと迷惑かも

作業をしていて何かをいただくことはとてもありがたいことです。迷惑なんて失礼な話になってしまいますが、状況的に少し困ってしまういただきものもあります。

例えば、荷物を積み込んで新居に移動した時にお昼ご飯を用意していただくことは、作業終了時間が遅くなってしまって次のお客様に迷惑を掛けてしまったり、お客様に対して気を遣って気疲れしてしまったりと作業員にとってあまりいいことがありません。

あとは不用品を押し付けるのをやめましょう。

ご祝儀とは?

引越し作業員がお客様から頂いたら嬉しいものの一つにご祝儀とありましたが、チップ、心付けとも言うもので、引越し代金とは別に作業員に直接渡す金銭などを指します。

これは渡さなければいけないと言うものでもないですし、むしろ渡すお客様の方が少ないですが、ご祝儀をいただいたら作業員は嬉しいものです。

渡すタイミングですが、作業前や作業中、作業終わりなど様々なタイミングでいただくことがありますが、一番いいタイミングは問題なく作業終了した時に作業員1人ずつに手渡しすることです。

最初にご祝儀を渡してしまうと、作業員はふとしたミスで返さなきゃと思ってしまったり、渡したお客様自身も、こんな感じなら渡さなければよかった、と後味が悪くなってしまったりすることがあったり、また、作業責任者に全て渡してしまうと自分の懐にしまってしまう不届者がいたりとお客様の気持ちが無碍にされてしまうこととあります。

ですので、一番最後に気持ちよく1人ずつ感謝の気持ちを込めてご祝儀を渡すようにするのが一番いいのかなと個人的には思います。

ご祝儀の金額は一般的には1人に1000円ずつというパターンが多いですが、引越し料金のお値段以上に頑張ってもらったなと思ったらそれ以上のご祝儀で還元してあげるのも気持ちがよいものですね。

あとがき

引越しは人生でそう何度も繰り返すイベントではないので、よりよい引越し業者、作業員に出会えるといいですね。

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